【選び方1】 あなたに合った税理士か?

あなたにピッタリな税理士を選らぶ7つのポイント

起業家にとって、税理士は税務や経理のアドバイスをくれるブレインです。ビジネスの動きを止めないためにも、困ったときはすぐに相談できる関係を構築できるかが重要になるでしょう。あなたのためにしっかりと働いてくれる税理士を選びたいものです。

そこで、当起業支援センターの代表税理士である高橋が思う 『あなたにピッタリな税理士を選らぶ7つのポイント』 をご紹介します。

大切なのは、あなたとの相性ですので、可能であればその税理士と会ってみて、あなたの目で確かめることをオススメします。

あなたにピッタリな税理士を選ぶチェックポイント

(1)年齢

あなたは日本の税理士の平均年齢をご存知でしょうか。

なんと68歳です! 全国に約7万人の税理士いるのですが、うち半数以上が60歳代以上という超高齢化社会。。。

年齢を気にするのは、体力の問題もありますが、それ以上に最近のビジネス環境(ネット、SNS、その他ビジネスツールなど)に柔軟に対応できているのかという点も気になります。「お気軽にご相談ください」と言っておきながら、連絡手段がFAXのみという、冗談のような会計事務所があるという話も聞いたことがあります。

お付き合いする税理士さんには、ふだん何に興味があって、どんなビジネスツールを使っているのかを質問されるとよいでしょう。もちろん、逆にあなたがツール(会計ソフトを含む)に慣れていない場合は、それに合わせた対応をしてくれるかという確認も大切ですね。とくに年齢が上すぎる、下すぎる税理士さんの場合は、注意しても良いポイントだとは思います。

(2)価値観

日本に7万人もいる税理士ですから、いろいろな価値観を持った人がいます。

あなたが起業家ならば、付き合う税理士も起業家の気持ちの分かる人が良いでしょう。ビジネスに取り組む姿勢や価値観が違う者どうしでは、やはりその後のコミュニケーションがぎこちなくなってしまいます。せっかくお金を払ってサービスを受けるのですから、お互いのパフォーマンスが最大になるような関係を作っていきたいものですね。そのためには、はじめの税理士選びの段階で、価値観が近く信頼できそうな人をあなたの目で見極めていただきたいと思います。

(3)専門分野(こだわり)

税理士であっても、あらゆる業種、業態のお客様の税務を、実務レベルで対応できるかというと、そこには限界があります。

ですから、質の高いサービスを提供するために、専門分野の絞り込みをする会計事務所は多いのです。そのような会計事務所には、税務の知識はもちろん、その分野のお客様の性格やよくある悩みも理解できているため、付加価値的なサービスを提供していることもあります。たとえば、なんでも屋の会計事務所が数字だけが並ぶ残高試算表を使って、月次決算の説明をするところ、特化型の事務所では、独自のグラフや表で、あなたの業界で必要な数字をわかりやすく見せてくれるところがあるかもしれません。

そのような特化型の事務所は、その分野に情熱をもっているため、今後あなたからのリクエストでサービスの追加や改善をしてくれることも期待できます(会計事務所の方針によりますが…)。

会計事務所との顧問契約では、情報量の差から会計事務所主導で業務が進んでしまいがちですが、こだわりのある事務所では積極的にお客様からアンケートをとり、お客様のニーズを吸い上げようとします。あなたの業種や企業規模を専門分野にした、少し『前のめり』な税理士さんのほうが起業家のスピード感と合うのかなと個人的には思います。

(4)話を聞いてくれる

公認会計士や税理士をしていると、初対面の方からも「先生」と呼ばれることがあります。一般的に士業は「偉そう」、「怖そう」、「敷居が高そう」と思われることが多く、内心「下手なことを質問したら怒られるんじゃないか…」と思っている方もいるようです。

もちろん、偉そうで、怖そうで、敷居が高そうな税理士もいるとは思いますが、私たちがおこなっているのはサービス業です。いかにお客様の話を聞いて、問題点を見つけ、解決案を提示できるかが腕の見せ所というものです。

ですから、あなたの話を聞こうとせず、専門用語を使って断定的に話を進める専門家に出会ったら、要注意でしょう。付き合いを続けても、ストレスが溜まるばかりです。

依頼者に専門知識がないのは当然で、目線を合せるのは税理士側の役目になります。もちろん、税の専門家であるがゆえに、無意識に難しい説明をしてしまうこともあります。そういったときは、『明らかによく分かっていないような表情』で、その税理士さんを見てあげてください。ちゃんと話を聞いてくれる方であれば、易しい表現で言いなおしてくれたり、「どこが分からなかったですか?」と聞いてくれると思います。

(5)窓口、担当者

これは所長税理士と業務の担当者が異なる会計事務所に依頼する場合、注意したいポイントです。

あなたの経理や税務の処理は、ホームページに出ている所長税理士が直接対応するとは限りません。規模のある事務所では、毎月あなたを担当するのは、会計事務所のスタッフさんになるでしょう。所長税理士とは契約時に面談したきりで、年1回も会わないこともあると思います。

もし、あなたが資格を持った信頼できる人に直接対応してほしいという事であれば、それが可能なのか、毎月は無理としても、決算前や緊急時には可能か、といったことを、確認されることをオススメします。

すばらしいスタッフの方もいらっしゃるとは思いますが、所長以上に実力のある職員はいないので、人を重視する場合はご注意ください。

(6)連絡のしやすさ(ツール)

最近では税務相談や資料の授受を、LINE、Facebook、チャットワークといったSNSで受け付けてくれる、フットワークの軽い会計事務所もあります。月次の面談も忙しい起業家の方であれば、スカイプ(資料も画面共有できます)を利用しておこなうことも可能な時代です。

税務の相談事は、毎日出るものではありませんが、イザという時に質問しやすい税理士がいるのは、心強いものです。とくに、スマホから気軽に相談できるのは、地味ですが評判はよいです(筆者は相談を受けるほうなので、お客様に聞きました)。一般的には電子メール、FAX、電話のみという事務所が多いですが、もしあなたが会計の資料を送るときに「スマホで写真を撮ってLINEで送っていいイイですよ」と言われたら、気が楽になりませんか?

(7)価格

最後はやっぱり価格?

会計事務所の料金体系は事務所ごとに異なっていて、含まれるサービスも違っていたりします。たとえば「月額2万円」であっても、決算料が別なのか、月次の訪問があるのか、節税提案はしてくれるかなど、よく聞いてみないと提示された価格が高いのか安いのか分からないものです。まずは直接税理士さんににサービスの詳細を聞いてみるとよいと思います。

また、サービス内容を確認するのは、そのサービスが、今のあなたに合ったものなのかを判断するためでもあります。いくらお値打ち価格であっても、今のあなたに必要ないサービスであれば、それは無駄な投資になってしまうからです。もし今の自分に何が必要かが分からない場合は、その面談でそのことも聞いてしまえばよいでしょう。

安すぎる料金の場合も同様で、その安さで何をしてくれるのかを確認すべきです。たとえば月額報酬が1万円を切っている場合は、決算・申告料は別、訪問はナシ、節税提案もとくにナシ、といったことかもしれません。それでも良い場合は問題ありませんが、誤解して契約してしまい、後で文句を言ってもしかたありません。

まとめ

あなたがビジネスをする上で、今後もいろいろな士業や外注先とお付き合いをすると思いますが、起業家にとって、税理士ほど長く関わり合いを持つ専門家はいません。相性が合わなければ、税理士交代という選択肢もありますが、できることならば、はじめから相性がピッタリな方に依頼したほうが良いですよね。

そのためにも、ホームページや知り合いからの紹介だけで決めてしまうのではなく、一度あなたの目で見て、判断されることをオススメいたします!

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